エアーコンプレッサーのサブタンクを作るつもりがずっとあって
いつかやるつもりでストックのサブタンクなどもあり保留にしてました
最近たまたまヤフオクで見たジャンクな小型エアーコンプレッサーを見てコイツをサブタンクとして使ったり修理できたらできたならで家の表側で作業する時には、そちらの電源で稼働できたなら便利だし
車で2000wインバーターなら稼働できそうで出張修理などにも役立ちそうだなぁとか思い落札
商品説明はジャンクだけ
到着して確認すると電源は入らない
よくあるサーキットブレーカーは無くて
単純なヒューズ式で5Aヒューズが黒くなって切れていた、もしかしたらヒューズ交換だけで直るかもってやってみたのですが何度交換してもスイッチを入れると切れてしまう
モーターを手回しすると重くしかし何度か回すと軽く回るようになってきた
とりあえず各所バラして現状確認
モーターの巻線はキレイで状態は良かった
モーター周りのベアリングは3ヶ所あったが見た目と周り具合には異常は無いように見えた
ピストン部分みたいな所やリードバルブみたいな所も特に異常はなかった
今回はザックリな清掃程度で再び組んでいった
小さな基盤の回路が怪しいかもしれないと見たが見た目には異常はなかった
スイッチを入れると5Aのヒューズが直ぐに飛んでしまうので10Aを試すと基盤のパターンが少し音をたててパンッて感じかな切れたり剥がれたりしてしまい余計な事をやらかしてしまったコチラは仕方なかったのだがモーター軸に付いているファンを外そうと4ミリ+ネジを外しているとポロっと折れてしまい折れた残りがモーター軸の中に詰まったままになり、こんな時用なインパクトドライバーで使う逆ネジセットを使ってみたが取れないw
もしかしたら逆ネジだったのかな?!
折れた物は無理やり削って取れたが穴が広がり過ぎて溶接で修復するか迷ったが割りピン仕様を試すと簡単に上手くできたので、コレでヨシにしたw
この時のヒューズ切れ確認でモーターに繋がる配線を外してやるとどうなったのか?!回路が悪いのかがわかり良かった気がする
その後モーターに直接に安定化電源より30vが最高だが与えると回転は弱いがモーターはちゃんと動いたモーターにDC100vと記載があり本来は100v辺りなんだと思う
安定化電源で直接に稼働させていてエアーも少したまっていたが突然に動かなくなった
再びバラしてみるとピストン下部にあるコンロッドみたいな部分とモーター軸にあるベアリングが破損していてロックしていた
なのでバラしたついでもありベアリングは3ヶ所全部交換しておいた
コレでモーター周りには不具合は無さそうで再び回路を見るべく、とりあえずパターンの修復からやってみた正式なやり方はわからず
全て自己流なので
パターン修理は今回はシールタイプを細切れにカットしたのを貼り合わせハンダ付けと鈴メッキ線で修復、結果的に導通は確実あるしシール部分が剥がれずらくなり(熱で浮いてる所も既にありw)耐久性も、それなりにあるような気がする
回路はシンプルな方だと思うがシロートは悩む、とりあえず交流を直流に変換するブリッジダイオードが怪しくテスターで良否を判断するやり方や手持ちのブリッジダイオードの正常な物と比較したりしたがショートもしてる気がする
ココも後で気がついたがブリッジダイオードを外してヒューズ切れテストをやったりするのも不具合を見つける判断に役立つ所だったと思う
部品は海外通販で同じ型番と思われるのがあったので注文、一応コンデンサーも注文しておいた
しかし海外通販って時間がかかり過ぎるのがイライラする今は早く稼働するかテストがしたくヤフオクを見ていると型番や形などは全く違うが8A1000vだったかなぁ?!があり
元の物は8A800vだった気がした
たぶん使えるだろうと購入(落札では無いらしい)
スペース的に寝かせて付けなければならず足をクネクネさせて一応、絶縁処理などもして熱対策でヒートシンクも付けてみた
コレでテストするとDC100v以上モーターに出力するようになりエアーも溜まるようになった
しかし最大7キロ溜まり自動停止するはずが
6Kくらいでシューシューエア漏れして様子が変
安全弁が6Kで漏れていたので調整して8K付近になったと思う
再びテストするとやはり6K付近で空回りしたような自動停止もせずに様子が変
このタイプは圧力スイッチがかなり小型なシンプルな物が使われていて、そいつを1度タンクから外して仮付していた事を忘れていた
シール類を付けてシッカリ締めて再びテスト
今度はバッチリ正常稼働しているようだ
本体ボディに説明もあるが7Kで自動停止5Kで再稼働、安全弁は後日に微調整が必要かも7.5Kくらいが理想かな
後はヒューズ部分が前オーナーが無理やりねじらせたのか配線が千切れそうになってたのもありサーキットブレーカー5Aに交換して
排出圧力調整部分か前オーナーが処理したのか?!ネジがゆるくなったのをナットを溶接して更にビニールテープで止めてあったが
ココは自分も溶接で盛ってネジを切り直しみたいに考えたが、どうも材質がハッキリわからず見た目の色は鉄のようだが地肌を見るとアルミに近いような物でコレに似た材質で
過去にアングルアダプターのような物を溶接で修復するつもりが結局、溶接できそうでできずに失敗した本体がどんどん溶ける一方
簡単に甘く見ていて少しだけだし直ぐに溶接も終わるからって所がなかなか上手くいかず意地になってやっていて溶接面を使わずにやっていたら今までの中で1番に目を焼いてしまい、かなり泣いた
とりあえず修復すべく排出圧力部分を触っていると前オーナーが付けたナットはポロっと外れてしまった
で今回は8ミリのメスネジ部分にヘリサートを入れて、しかし溶接が上手くいかず本体ボディが痩せていて入れたヘリサート1/4くらいの外周が肉厚が薄くなっていてモロい状態なので金属系パテをボディ全体的に盛り、コレで当分は大丈夫そうだったが更に鉄の薄板で筒を溶接などして作り、それをパテ盛り整形した部分に接着剤で付けて圧入、思った以上に上手くできたと思う
ようやく正常稼働品と同レベルな状態になったと思う!
オイルレス10Lタンクなんですがチト作動音はウルサイです
後、7Kまで溜まっても少し放置すると5Kまで落ちている、しかし5Kからは、なかなか減らない、たぶん圧力スイッチが関係していると思うが、この辺りは仕方ないのかもしれない